【クレージージャーニー】禁足地に流れる時

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スペイン最大のスラム街「カニャダレアル」を
丸山ゴンザレスさんが取材してましたが、
今日はこちら、吉田悠軌さんの禁足地取材です。

日本で立ち入れないところがあるなんて!と
ちょっとショックを受けました。

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オソロジドコロ

禁足地は何人も足を踏み入れてはいけない場所です。
ただそれほど神聖な場所という意味です。

2017年に世界遺産に認定された「沖ノ島」や
沖縄県「フボー御嶽」は部外者の立ち入りを禁止されています。

今回取材した長崎の対馬、
「オソロシドコロ」は1300年間立ち入り禁止だったところです。

神聖というより怖い名前ですが、聖地の中の聖地です。

30年前から一部入れるようになったとのことですが、
そんな急に入れるようになるものなんでしょうか。
今までの信仰が薄れてきた時代的なものがあるようです。

車では入れないので途中から歩きです。
鳥居をくぐった先にまた鳥居が見えますが

ここから先は神聖な場所なので、以下注意点です。
・体と心を清めるため塩を鳥居と自分に撒く
・転んではいけない
・大声ださない
・落とし物を拾わない

本当はもっとたくさんルールがあったようですが
こちらもゆるくなってきています。

神様の心が広くなったというより
やはり人間側の問題、
時代的なものでしょうか。



山道なので転んでしまわないか不安ですね。
20分ほど登ると鳥居があります。

ずいぶん背の低い鳥居ですが、
ここが対馬の神様が眠っておられる場所です。
かがんで頭をさげないとくぐれないくらい低いです。
その先、石積みの上に祠があります。

この祠が天道法師様のお墓と伝えられています。
入口も出口もない船が対馬に流れ着いて
乗っていた女の人が太陽の光で身ごもって生まれたのが
天道法師と伝わっています。

昔の人は神様が眠る土地を
人間の世界と違う異世界と考えていた為
「人が入って荒らさない」ということで禁足地になるのです。

昔は神様は畏れ多いものだったのでしょう。
神様は畏れ敬う対象だったのだと思います。
神様の眠りを妨げたらバチが当たると聞きますよね。

祠からの帰り方にもルールがあって
後ずさりで下がって鳥居をくぐり
背中を見せてはいけないとのこと、すごい徹底してますね。

多久頭魂神社(タクズタマジンジャ)

こちらは禁足地があるという神社です。
天道信仰の神社です。

中に地図があり、不入坪(イラヌツボ)と表示された箇所があります。
これが禁足地ですね。読めない。。

こちらは今でも禁足地なので入れません。
禁足地の外から中を見ると
石積の祠が見えますが
今は宮司さんもいないので詳しいことはよくわかりませんでした。

なんだか今回は日本昔話の世界を感じました。
おばあちゃんが昔話をしたり、
バチが当たるとおどしたりするあの感覚です。
今はあまり神様に畏れを感じることはないですよね。

どこでもいつでも明るくなったことも
関係しているかもしれません。
今でも真の暗闇は人間を不安に陥れます

昔は真の闇(伸ばした手の先が見えないくらいの闇)が
周り中にあり、暗いとやはり人間は不安をあおられます。

すがるもの、頼れるものが欲しくなります。
自然への畏れを神様への畏れとして
祀っていた部分もあると思います。
その部分では科学の進歩も関係してますね、きっと。

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