【偉人たちの健康診断】将軍様も歯が命

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今回は源頼朝です。鎌倉幕府を作った人ですね。
私が習った頃は「イイクニツクロウ鎌倉幕府」でした。
有名な人ですが、なぜ死んだのか知りませんでしたが53歳で亡くなりました。

歯磨き

頼朝の死

1185年に平氏を滅亡し、鎌倉幕府を開いたのですが1199年に頼朝は死んでしまいます。
「落馬してからしばらくして亡くなった」と記述が残っていますが
どうやら落馬してから2週間以上たって亡くなっています。
ここでテレビでは、誤嚥性肺炎が原因ではないかと疑っています。
誤嚥性肺炎は飲食物が誤って肺に入ることで細菌が肺に入り込み、引き起こされる肺炎です。
現代でも老人に多い肺炎ですね。
元々頼朝には、歯の病気があったという記述が多く残っているため
この時誤って肺に入った細菌は、歯周病菌の可能性があります。
歯周病が悪化した状態で、誤嚥性肺炎を引き起こし亡くなった可能性が高いとのことです。
歯周病、ナメてましたね。死につながる病気なんですね。

歯周病とは

現代でも日本人の80%が歯周病といわれています。
ただ歯周病は、虫歯のように痛みがないので気づきにくいものなんです。
口の中は温かく、食べかすや水分もある菌にとってはよい環境なので
最大700種類の細菌がいるようです。
ほとんどは善玉菌ですが、ここで悪玉菌が増えると口内環境が悪くなってしまいます。
歯周病で歯茎が炎症を起こし、出血してここに歯周病菌が入ることで
別の病気を引き起こすといいます。
頼朝は乗馬の名手でした。その頼朝が落馬したということは
歯周病が進行して、一過性脳虚血発作が起きていたのではないかと予想しています。
この一過性脳虚血発作は一時的に脳に血液が流れなくなり
手足のしびれやめまいなどの脳梗塞症状が現れますが、数時間で回復するものです。
これ、一過性だからと安心していると、
3か月以内に本格的な脳梗塞を起こす可能性が15%もあるそうです。

歯周病を防ぐには

歯周病を防ぐには「濃い」お茶がよいようです。
カテキンの抗菌作用で歯周病菌を繁殖させない効果があります。
ただ飲むより、口をゆすいだりしてカテキンを残すとより効果的です。
頼朝の時代は毎日歯を磨く習慣はなかったようですが、
やはり磨き残しが蓄積されると歯周病につながるので歯磨きはしましょう。
また虫歯も虫歯菌という菌になります。口内環境の悪化につながるので
虫歯を予防するためにも歯磨きと、もし虫歯になったら早めに治療しましょう。
また歯周病も虫歯と同じく自然に治ったりしません。
歯周病になってしまった場合も早めに治療しましょう。
歯ブラシだけでは磨き足りない部分は、歯間ブラシやフロスで清掃しましょう。


やっぱり落馬が原因?

そして番組は続きますが、頼朝は落馬によって頭を打ったのが原因で
慢性硬膜下血腫になった可能性があるんです。
頭を打ったことにより、じわじわと脳内出血を起こし、溜まった血が脳を圧迫して
数週間後には手足のしびれや頭痛となって現れ、死につながる場合もあります。
高齢者は慢性硬膜下血腫になりやすいといいます。
これは高齢者の脳が若い時より収縮して空洞ができているためです。
この空洞によりちょっとぶつけただけでも脳が動いて頭蓋骨にぶつかりやすいのです。

お酒の飲みすぎ

お酒の飲みすぎも脳の萎縮を勧めます。
鎌倉時代は武士も庶民もお酒を飲む習慣ができていたようです。
この頃のお酒はどぶろくのようなお酒です。
将軍ともなればお酒を飲む機会も多かったでしょう。
まあ武士としては、断れない酒もあったでしょう。
この時代の53歳ということは、老人にあたるのでしょうね。
結局、死因がどれというのは分かりませんでしたが、
歯周病が怖い病気だということがわかりました。
一般人だって歯が命!ですね。


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