不健康な大奥に近づいている現代

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高貴な人は動きません

「偉人達の健康診断」江戸城大奥は不健康!から見てみます。

御台所(将軍の正室)の一日のスケジュールをみてみます。
まず夜22時に寝て、朝7時に起きます。9時間睡眠ですね。ちょっと長めでしょうか。
朝起きてラジオ体操・・ではなく、寝たまま髪を梳かしてもらいます。

その後、入浴して着替えます。といっても着せてもらうだけなので、言われたとおりに手を上げたりするだけです。
1日5回も着替えるようですが、着せる方は気を使うし大変ですよね。

もちろん厠(トイレ)へ行っても、お付きの人に拭いてもらいます。人に拭いてもらうって慣れれば平気なのでしょうか。

8時から朝食ですが、魚などもお付きの人が小さくむしって差し出すので、御台所はそれを箸で口へ運ぶだけです。

うーん、動きがないですね。

10時に将軍がやってきて総触れ(朝の挨拶)をします。夜20時にも総触れがありますが、あとはフリータイム、自由時間です。

外出することはめったになく、運動は正月の羽根つきくらい。(羽根つきって運動だったのか。。。)
出かける時も駕籠の中で座ったままです。

座る時間が長い人は死亡リスクが高いというデータもあります。
オーストラリアでは職場で2時間立って過ごすよう奨励しているそうです。
現代の日本人は7時間座っているそうですが、御台所はそれ以上ですね。

30分に1回は立ってうろうろしてみる、なんて言いますが仕事中はなかなか難しいものです。

でもかわいそうなことに、この時代の女性の平均身長は145cmと言われますが、豪華な着物は6キロ以上もあったのです。
これでは身軽には動けないですね。

掃除も洗濯も機械が便利になって、体を動かさなくなっている現代の日本も、御台所の生活に近づいているのかもしれません。

難しい健康診断

御台所は、重要な人物なのでもちろん健康には周りが気を使います。
月に5~6回も奥医師が来て診察したのです。
ただ奥医師は直接御台所に触れることができないので、着物の上から脈をみます。
いや、これわかりますかね?

お腹も触ることも見ることもできません。
医師には舌を見て判断してもらうしかありません。
舌だけでもいろんなことは分かるようですが、やっぱりいろんな情報から診断したいですよね。



嫉妬を助長する恋愛映画

旗本以上のきれいな娘たちをお庭に出して、それを将軍が障子の隙間から眺める「御庭御目見得」というスタイルで将軍は御中臈(身の回りの世話をする人)を決めていたようです。

気に入ったきれいな女性は側にいてほしいですもんね。そして夜の相手をすると御手つき中臈と言われ、妊娠して男の子を産めば側室となります。

将軍の寵愛を受け、男子を産むことが目標です。ライバルだらけの大奥で恨みや妬みは当然のように生まれます。

幸せホルモンといわれるオキシトシンは愛する人との信頼を強めるものです。
そのホルモンは強い執着心を生み、それが妬みとなります。
行き過ぎると・・というやつですね。

でもある意味、嫉妬や妬みは自然と湧き上がる生理現象ということになります。
生理現象って「お腹すいた」とか「トイレ行きたい」って我慢できないもののことですよね。嫉妬するのは当然のことなんです。

まあ、あまり行き過ぎると困るのでオキシトシンを抑えるテストステロンという物質を増やすことも考えましょう。

アクション映画をみたり、筋肉を動かすことでテストステロンが増えます。
闘争心を高めるのがいいようで、赤い服は効果的です。
一番よいのはキックボクシングということですが、スクワットなどトレーニングで筋肉を動かすのもいいようです。

恋愛映画で好きな俳優さんが出ているとオキシトシンが出すぎて、嫉妬心を煽られてしまうかもしれません。

短命な子供たち

11代将軍の家斉は55人も子供がいたといいます。うーん、多いですね。

ただ早くに亡くなる子が多かったようです。
大奥の女性の白粉に鉛が使われていて、口から吸いこんでしまい鉛に汚染されていたのが原因ではないかと云われています。

また母親のストレスは母乳にコルチゾールを増やし、子供は憶病になります。母親と赤ちゃんは精神的にシンクロするというデータもあります。

この時代、赤ちゃんには乳持というお乳を上げる専用の人が雇われていました。
ただストレスによってすぐ乳が出なくなっていたようです。

大奥という特殊な環境というのもあるのでしょうが、まず乳持は身分の低い御家人の妻から選ばれていました。なので、将軍の子供を直に見てはいけません。

授乳の時には覆面をして赤ちゃんの顔が見えないようにしていたのです。
これではストレスもたまりますね。

この後も大奥では多くの子供たちが死んでしまいます。気づけなかったことは残念ですね。

大奥の不健康な生活から学ぶことも多かったですね。ちょこちょこ掃除してカラダを動かして、アクション映画観て闘争心高めていきたいです。

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