南アフリカの闇に迫るゴンザレスさんの旅

今回のクレイジージャーニーは、前回の続きで
ゴンザレスさんがもっと南アフリカの闇へ突っ込んだ取材します。
ドキドキしますね。怖いです。

南アフリカ共和国
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闇市場

前回は呪術に使う素材を売っているファラデー薬市場へ向かいました。
普通の市場に見えますが、植物を乾燥させたものや動物の骨などですが
違法なものも売ってたりします。
だから撮影はNGなんですね。

実はギャングが銃やナイフ、ダイナマイトなどを仕入れたりもするのが
この市場なのです。闇市場ですね。

この店だけなら取材していいという許可が出ます。
石や馬の毛で作られた刷毛のようなものもあります。
胃腸によいというお茶のような煮だしたものを飲みますが
生木にかじりついているよう、という感想です。

そこへちょうど一般人とは明らかに違う服装の呪術師がやってきたので
ゴンザレスさんは占ってもらいます。4500円って高いですよね。
しかしこれが・・・日本の占いだと悪いことも言われるけど
良いことも言ってもらえますよね。

しかしこちらの呪術師さんは、「恨まれている」「車の事故で死ぬ」としか言ってくれません。
でも大丈夫、悪い気を払ってくれました。

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ドラッグ「ニャオペ」の取引

「家族のために」シャブきめて金持ちから強奪生活

ニャイコが取引所のリーダーに話をつけてくれます。
「ニャオペ」という麻薬は珍しいが、ここではポピュラーです。
中では覚醒剤をやっている人達がたむろっています。

そしていきなりお互いの頭で頭突きを始めます。
複雑な握手のようなものですが、迫力ありますね。絆を確かめるといいます。
そして天井から長い鉈みたいなナイフを持ち出します。
これで金持ちから金を奪い取るというのです。
え、ニャイコの友達のリーダーは準ギャングですか・・・?

リーダーのGは「好きでやっているんじゃない」といいます。
家族を食べさせるためにやっているんだというのが彼の主張です。

「家族のために」「子供のために」麻薬ディーラー

麻薬ディーラーのところへ案内されます。
ちょうどニャオペの注文が入ったところです。
ニャオペはヘロイン系の麻薬です。
ロサンゼルスでもヘロイン中毒者が立ったまま動かず建物の前に何人か並び
その誰もがこの現実世界を見ていないような雰囲気でした。

ニャオペの粉を水で溶いて注射器で腕に打ちます。
ニャオペはこのあたりでは一番人気なのです。
その理由は安いからです。1袋270円です。

ニャオペを注射すると血管が黒く変わります。
ただでさえ恐ろしいニャオペですが、タバコを吸って
身体に回るのを助けます。

打った人は「最高の気分」だと言います。目がとろーんとしてます。
殺鼠剤も入っているニャオペです。ネズミを殺すなら毒ですよね。
それを打つなんて怖いですよ。中毒性が高く続ければ死んでしまいます。
少しずつ身体は毒されていくのです。

でも止められません。打った後は嫌なことも全部忘れて最高の気分です。
打たないと体が痛くて夜も眠れないといいます。
毒が体を蝕んでいるんでしょうか。
稼ぎはすべてニャオペにつぎ込んでしまいます。

麻薬ディーラーは、「家族のためにこの仕事を続けている」といいます。
そして「子どもをニャオペ中毒者にしないためにも」。

現実から逃げたくてニャオペに走ってしまう人は多いようです。
確かにソウェトで暮らしていては厳しい現実に目をそむけたくなるでしょう。
ニャオペ中毒の彼は、稼ぎを全部ニャオペにつぎ込み
家族も去って行ってしまいました。
その寂しさを埋めるためにまたニャオペに走ってしまいます。

ニャオペが体に悪いことは当然知ってます。
それでもやめられない。悪循環です。

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ソウェト最大のギャングに会いに行く

ニャイコの友達にソウェト最大のギャングのつてがあります。
さすがにみなさん顔をスカーフで覆っています。
寒いのか長袖に帽子も被っています。
昨日盗んだ車の前で話を聞きます。

彼らは銃を持っていて、金持ちの家に押し入り金目のものを奪います。
そして家の人が帰ってきたら金庫を開けさせたりキャッシュカードの番号を
聞き出したりします。

しかし儲けはそんなにないといいます。
分け前は分配するし、それぞれ養う家族がいます。
ギャングは素早く動けなくなるためニャオペには走りません。

旅行者にも空港から目をつけているといいます。
ゴンザレスさんの時計にも食いつきます。
でも冷静なゴンザレスさんは、「外国人旅行者は襲うと政府が本腰入れてくるので
実際には襲わないだろう」と語ります。

でもさすがにギャング、怖いです。
銃は街のセキュリティが持っているのを奪うといいます。
ガソリンスタンドの売店などにいるセキュリティから奪うのです。
中には3人殺しているという強者もいます。
パトカーを盗んで改造して売ったりもします。

そしてここでちょっとなごんでしまうのですが、
強盗の前に上手くいくようにお祈りをするといって
市場で見たような枯れた植物を持ってきます。
これに火をつけてお祈りするのです。

やはり土着の呪術は根付いていて、ギャングといえども
お祈りしてから本番(強盗)に行くんですね。

そしてここでもやはり「子どもにいい教育を受けさせていい生活をさせてやりたいから
ギャングをやっているといいます。
子どもをギャングにさせないために自分達がギャングをやっています。
みんな理由は同じです。

セキュリティガード
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白人スラム街

今まで黒人世界に迫っていて、夢にも思いませんでしたが
白人のスラム街もあるといいます。
アパルトヘイト撤廃後のことです。

確かにスラム街っぽいさびれた感じです。
ホワイトスクウォーターキャンプというところです。
白人ばかりですが、子供たちも裸足です。

政府が用意した場所で、電気もあり簡易トイレも設置されています。
仕事を失ってしまった人がここへ転がり込んできます。
ここの人たちは「黒人が優遇されている。黒人に仕事を奪われている」といいます。
仕事に就くには「コネ」が必要だと。
この回答だと黒人の中級エリアと同じ考え方ですね。

家も見せてもらいますが、20平米くらいあります。
物は溢れていてトタンでできていますが、ソウェトとは違います。

ですが、住人の一人は子供が交通事故で死んだのに
1000円の交通費が出せずに葬式に行けなかったと話します。

食料の支援物資を運んできた人にもインタビューします。
定期的に食料は運ばれているんですね。
でも黒人に支援物資を運ぶ人達には政府から援助があるといいますが
白人に支援物資を運ぶ人達にはないといいます。

まだ政府の体制が追い付いていないのでしょうか。
ゴンザレスさんは「政府は最低限のことはやっているように見える」と話します。
それ以上のことはこれから目指していくしかありません。
多方面からみないと南アフリカの実情は分からないといいます。
確かに物事には側面があるといいますからね。

ずっと厳しい環境で暮らしているとその環境しか知りません。
違う世界があるということを知ると何か変わるでしょうか。

ニャオペを打たないとやっていけない、
強盗しないと暮らしていけない人達は
他の仕事があればやり直せるものなのでしょうか。
分かっているのは、みんなが仕事を欲していて仕事に就けない人が多すぎということです。

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