今回は久々に丸山ゴンザレスさんです。
また大きくなってますね。
ベンチプレス160kgを上げられるそうです。
黒人地区の中の格差
今回のゴンザレスさんの旅は
南アフリカのヨハネスブルクへ飛びます。
旧黒人地区の地区ソウェトへ行きます。
アパルトヘイトは撤廃され20年経っていますが
まだ名残は残っていてやはり黒人の生活は劣勢なようです。
特に南アフリカ共和国における白人と非白人の関係を規定する
人種隔離政策のことを指します。
世の流れで廃止されることになりますが、1980年代まで
色濃く人種差別が残っていたのが南アフリカ共和国なのです。
ソウェトを案内してくれるニャイコさんと落ち合います。
ニャイコって名前、かわいいですね。
ソウェトの中でも高級エリア、中級エリア、低所得エリアと分かれています。
高級エリア
高級エリアはほんとにきれいに整っています。
豪邸に車、大型病院やショッピングモールが並びます。
住んでいる人にインタビューしてみると
「教育が受けられるかどうかで決まり、格差が広がる」と言っていました。
中級エリア
中級エリアは、道にゴミがひどいですね。収集車が来てないようです。
上級クラスを見た後だとだいぶ落差を感じます。
道端で、ポテトを炊いたり、牛を解体しています。
牛の解体場で開店まで待っていると、一応屋台のような店風になってました。
ホッとします。
牛や羊の頭を焼いて食べるのがポピュラーみたいです。
ゴンザレスさんはこういう所で食べても平気なんですね。
普通の人が食べたら下痢っちゃいそうです。
中級エリアのお宅にもお邪魔します。
がっちりした柵に守られていますが、キレイで大きなお家です。
治安はやはりそんなに良くなく、空き巣が多いみたいです。
「仕事に就くにはやはりコネが大事だ」といいます。
そしてニャイコが連れてきてくれたのは飲み屋さんです。
でも簡易テーブルとイスなので雰囲気は
売店の一角?みたいな感じです。
そこで飲んだシュビーンという酒は
小麦粉を発酵させたものですが、味はクリーミーなゲロということで・・・
100円でも飲みません!!!
やはり就職するには大学を出るか、
資格が必要なようで、店の半数が失業者でした。
どちらにしてもお金が必要ですもんね。でも悲壮感がないのが救いです。
低所得エリア・クリップタウン
そして低所得エリア「クリップタウン」へ。
トタン屋根の家が隙間なくびっちり並んでいます。
そして簡易トイレが脇に並んでます。これは共有トイレです。
ただ立ってるだけという人がいたのでインタビューします。
仕事がないからただ立ってる人が、わらわらいます。
家は暗くて狭いから外に立っているんでしょう。
ここには8万人が住んでるといいます。
小さいテントの中には充電中の携帯が並びます。
やはりどこも携帯の時代なんですね。
そして集落の中ではマリファナも育ててます。
販売しなければ合法だということで、大っぴらに育ててます。
タイヤを燃やして、中のワイヤーをつないで
電線を引っ張ってきている人もいます。
感電して死んだ人もいるようです。
なかなか危ないお仕事ですね。
さてお家の中も見せてもらいます。
電気は点かないので暗く6畳くらいの狭さに3人で暮らしています。
おばあさんの年金暮らしです。
おばあさんは「アパルトヘイトの前と後で環境は変わらない」といいます。
ここはソウェトの中でも取り残されてしまった地区のようです。
学校に行けない子たちのアフタースクールがあります。
政府の手は届かないので、民間の慈善団体の運営です。
スクールの先生は、元々ここの出身で、
「教育が貧困から抜け出す第一歩だ」といいます。
さすがに経験者が語ると、「やはり教育なのかー」と感じてしまいます。
危険な違法鉱山の採掘
違法鉱山にもゴンザレスさん密着してます。
もう廃坑になっているのでほとんど金は採れず、
でも仕事がないから行くのです。
荒野に垂直に穴があって、 細いロープが300m下まで続きます。
そこで坑道にぶつかるのですが、中は真っ暗だし、
落盤事故もあって超危険な仕事です。
それでも4~500人の人達が働きます。
それでも金は採れないので月1000円ももらえない仕事です。
・・・せつない。
さてゴンザレスさんは、呪術用品を扱う市場に向かいます。
シャーマニズムから呪術が根強く残る地域ですよね。
ここで今週は終了です。
来週はまた危険なところへ踏み込んでいきそうです。
ゴンザレスさん、気を付けてくださいね。
こんな記事も書いてます。

コメント