たまにお腹の調子が悪くなって、通勤電車から降りて
駅のトイレに駆け込むことはありませんか。
そんな時に長蛇の列だともう泣きたくなりますよね。
駅でトイレにかけこむ過敏性腸症候群
都会に住む30~40代の男女に多いのが過敏性腸症候群です。
ストレスなどによって大腸の運動や機能に
障害が起こり、下痢や便秘を引き起こします。
通勤電車でぎゅうぎゅうに押し込まれるだけでもストレスですよね。
駅で長蛇の列ができていたら、過敏性腸症候群の列かもしれません。
腸は脳と密接な関係にあります。
そしてもし腸が健康であれば、ストレスがかかっても
腸は受け止めて処理してくれるので過敏性腸症候群にまでならないのです。
ちなみに腸が健康な状態というのは、
腸内フローラのバランスが良い状態のことです。
腸内フローラとは小腸から大腸にかけて存在している腸内細菌のことです。
腸内フローラのバランスが悪い状態のまま
過ごしていると、大腸がんや動脈硬化に発展してしまうこともあります。
腸には海藻が効果的
海藻って実は腸にいいんです。
海藻を消化できるのは日本人だけといいますが、
諦めずに食べ続けてついに消化できるように進化させてくれた先人に感謝!ですね。
海藻には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維があります。
不溶性食物繊維は、排便をスムーズにしてくれます。
水溶性食物繊維は大腸で腸内細菌のエサとなってくれます。
海藻だけでなく、発酵食品も腸にはよいです。
味噌や納豆、漬物など昔ながらの日本食には腸によいものが多くありました。
腸にはやっぱりヨーグルト
腸が健康だといいこといっぱいあるという話は、
前回紹介しました。

そして乳酸菌は、ヨーグルトやチーズ、味噌や
納豆、ぬか漬け、キムチなどに含まれています。
これらを積極的に摂ることで健康な腸への手助けができます。
一番手軽に摂れるヨーグルトは、1日200gを
食後(夕食後)に食べると効果的と言われます。
そして効果は意外と早く1~2週間で分かります。
人によって合う善玉菌が違うので、
1~2週間は同じ銘柄のものを食べ続けて、
排便の調子がよいかどうか判断しましょう。
ヨーグルトの乳酸菌種類
それでは気になるあの乳酸菌から試してみましょう。
オリゴ糖は乳酸菌のエサになるので、
オリゴ糖と一緒に摂ることをオススメします。
・ビフィズス菌BB536
整腸作用、コレステロールのコントロール、
骨の強化、感染症の予防
・ビフィズス菌GCL2505
整腸作用
・ビフィズス菌BE80
整腸作用、便秘改善
・ビフィズス菌LKM512
整腸作用、便秘改善
・LG21乳酸菌
発がんリスクの軽減
・乳酸菌シロタ株
整腸作用、感染症の予防、発がん性リスクの軽減
・ガセリ菌SP株
整腸作用、内臓脂肪の減少、感染症の予防
・フェカリス菌
花粉症の予防
・ラブレ菌
便秘改善
・L-92乳酸菌
便秘改善、花粉症改善、風邪など感染症の予防
・L-55乳酸菌
整腸作用、抗アレルギー、花粉症予防
・アロエステロール
整腸作用、美肌
・LB81乳酸菌
整腸作用、便秘改善
・PA-3乳酸菌
尿酸値の抑制
気になる乳酸菌からヨーグルトを決めるのもアリですよね。
腸を健康にしてよいことをたくさん享受しましょう。
そして駅のトイレにかけこまなくてもよい
朝を過ごしたいですね。
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