マツコの知らない世界で「種ありぶどう」を
紹介してくれるのは、林慎吾さんです。
月120房食べるぶどう農家さん4代目です。
120房ってすごいですね。
味が濃厚な種ありぶどう
林さんは種ありぶどうの方が甘いといいます。
種なしの方が食べやすいですけど、
種ありはおいしいですよね。
種は食べると抗酸化作用があっていいんです。
海外ではミキサーなどでつぶして
ヨーグルトに入れたりもするようです。
マツコさんも種ありと種なしを食べ比べて
種ありの方が濃厚だと実感します。
種ありだと種が栄養を引っ張ってくるので
実にうま味が行き渡るといいます。
うーん、なるほど。
やっぱり種なしは人気のようで
巨峰も8割は種なしなんですって。
私も実際食べ比べをしたことはないけど
種なしの方が好きです。
ぶどうは手間がかかる果物です
さて私も大好きなぶどうですが、
他の果物と比べてもちょっとお高めですよね。
りんごや柿は2、300円、桃でも500円くらいでしょうか。
それに比べてぶどうは7~900円、
もっと高いものも普通に並んでいます。
これは林さん曰く、ぶどうは育てるのに
手間がかかるからなんです。
みかんやりんごの2倍の手間がかかるそうです。
そういわれると仕方ないですよね。
マツコさんは林さんの話を聞きながら
ぽんぽん口にぶどうを放り込んでます。
本当に好きなんですね。
1房くらいあっという間です。
ぶどうの時期とおすすめ品種
ちょっとお高めのぶどうですが、
林さんがおすすめしてくれるぶどうはこちらです。
8月2~3週目:愛知・安芸クイーン
糖度が高くてハチミツのようなコクと旨味
9月1週目:山形・オリンピア
水はけのよい地で作られたぶどう
果汁がすごく甘味と酸味のバランスがよい
9月2~3週目:岡山・マスカットオブアレキサンドリア
上品な香りとスッキリした甘さ
ワインを飲んだ後のような香りがします。
やっぱりワイン好きはぶどう好きなのかなあ。
林さんのぶどう
林さんはなんと100種類以上のぶどうを育てています。
大変そうですね。
ぶどうって日本で育てられる品種が
そんなにあることに驚きです。
・ルビーオクヤマ
皮が薄く香り豊かな高級品種、赤系ぶどう
・ロザリオビアンコ
酸味が少なく食べやすい、白系ぶどう
・ネヘレスコール
世界最大のぶどうで10kg以上になることもある、白系ぶどう
名前から親近感が湧いたのか、品種を減らすとしても
ルビーオクヤマ姉さんと
ロザリオビアンコ姉さんは残して、とマツコさん。
ただ林さんは、ちょっと商売が苦手みたいで
年収300万円ほど。。。
奥さんも大変です。
奥さんも認めたおいしいぶどう
100種類のぶどうの中、林さんの奥さんも認めたおいしいぶどうの紹介です。
・黄玉(おうぎょく)
糖度20度あり、ジューシーで大粒です。
すぐに房から粒が外れてしまうので輸送が大変です。
・紅環(べにたまき)
糖度27℃あり、歯ごたえがあり
果汁がジューシーでさっぱりしてます。
マツコさんはシャウエッセンと例えてます。
ただ紅というわりに色がつきにくいようです。
・ゴールドフィンガー
メープルシロップのようなスイーツのような甘さです。
やみつきになる甘さですが、皮が薄くて割れやすいです。
形もちょっと縦長な形です。
・マスカットジパング
こちらは林さんが品種改良してできたぶどうです。
粒がすごく大きくて、見た目のインパクト大です。
果汁がすごいです。
秋はぶどうの季節です。
これからたくさん出会うぶどうたちも
ちょっと種ありを選んでみましょうか。
林さんのぶどう園も今年から
ぶどう狩り始めるっておっしゃってました。
立地条件はいいようですので、商売がんばってください。
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