100年前の空気感の中で100年前のジーンズを作る

ビンテージジーンズが好きな男の人って多いですね。
今回は好きでビンテージジーンズを集めたり、
着たりするだけではなく
作っちゃおうという越後谷隆之さんです。

ジーンズ

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デニムアーティストが目指すのは

本当に職人さんに見えるけど、ご自身では
「デニムアーティスト」と名乗っています。

この方は100年前のジーンズを作ることに
すごくこだわりがあるので
100年前に使っていたミシンで
100年前の素材で
100年前の職人が縫っていたように

できるだけ効率悪く作りたいといいます。

今の既製品にように寸分たがわずキレイに
作られたものを目指していません。
でもその手作り感に惚れ込んでいます。

そんな越後谷さんが目指すのは100年前のリーバイス501です。

リーバイス501

うとい私でも知ってるくらい有名な501です。
そして505も人気のようです。

501は金の採掘などで働く人たちのために作られた丈夫な作業着です。
破れにくくするためにリベットでポケットを補強する形がジーンズの特徴です。

古いものはベルトループとシンチ、
サスペンダーボタンが取り付けられています。
昔はベルトではなくサスペンダーを使って履いていたからです。

シンチとはウエストを調整するためのベルトのようなものです。

サスペンダーを着用しない若い世代は、
リベットのあたりでシンチを切り落とし、
サスペンダーボタンも取り外しました。
おしゃれですね。

リベットは鋲です。
上下に分かれて2つで1組になっていてポケットに使われています。
店舗によってはシンチを切り取るための
大きな鋏をレジに常備するところもあったようです。

戦時中は物資不足の為、リベットを省略したりしています。

作業服ではなくファッションとして作られたのが505です。
501と違って、裾の方が細くなっていくテーパードシルエットになっています。
ポケットも縦長になっているのでヒップアップ効果があります。

100年前のジーンズを作る仕事場

越後谷さんはNYに住んで仕事しています。
そして古いビルに一室に仕事場兼住居があります。

というより仕事場の一角に寝るところがあるといった感じです。
これは、憑りつかれてる感ありますね。
ジーンズ作りが生活の一部といえそうです。

そんな仕事場には100年前のミシンが並んでいます。
黒くてアンティークな感じですね。
ランプやテーブル、アイロンなども
50年以上前のものでそろえているこだわりようです。

うーん。味はありますね。
節電とかにはならなそうですが。。。

たくさんのミシンが並んでいる理由は、
今ほどミシンの性能がいいわけではないので
いろんな箇所を縫うミシンが必要だからです。

なので、あるミシンでは布の分厚いところを縫い、
あるミシンではボタンホールを縫います。
縫う部分によって
ミシンを乗り換えて縫っていく
感じですね。

宝の山で「世界が応援してくれてる」

まず、生地はアメリカのコットンですが
岡山で染めて生地にしたものを使います。
やはり日本の職人さんは技術もすごいらしく、
越後谷さんの要望にもこたえられるみたいです。

しかし、100年前のミシンもちゃんと動くもんですね。
さくさくと越後谷さんが縫っていきます。
そして股から太ももに出てくるヒゲという線が
出てくる部分に影響する股を縫う技術が、
越後谷さんの企業秘密の技です。

この技は高いビンテージジーンズを解体して
どうやって縫っているかを研究したといいます。

しかし、一人きりの作業はきつそうです。
ミシンを撫でたり、話しかけたりします。
一人暮らしだと独り言が増えるようなものでしょうか。

でもリーバイス501は有名だし
同じように作ろうとしている人っていないもんでしょうか。
同じ職場で働いている人がいれば
精神的にもよい仕事場になりそうですが。

もちろん越後谷さんほどのめり込んでいる人は
なかなかいないでしょうね。

閉鎖された工場へ古いミシンを探しに行った時、
ミシンの入っていた段ボールにも
興奮する人ですから。

閉鎖された工場には、ほんとガラクタばかりです。
そんな中、ミシンやペダルを見つけて
越後谷さんはテンションMAX!!

最初に来た時は
「世界が僕を応援してくれてる!」と思えるくらい
テンション上がったといいます。
きっと越後谷さんには宝の山なんですね。

 

私もジーンズは好きでよく履きますが
楽だからなんですよねえ。。。
なのでビンテージは全くわかりません。ユニクロで十分なんです。

でも好きな人は何十万、何百万も出して購入しますよね。
越後谷さんの顧客もお金持ちです。
でも、越後谷さんのこだわりが通じているってことですよね。
こだわりを認めて評価してもらうってやっぱりうれしいですよね。

でも、モノの価値って不思議です。

 

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